伝わる温もり
プロローグ
ねぇ……伶斗。
ごめんね?

私の事嫌ってもいいから。
高校生の私には、まだ理解出来ずにいるの。
でもね、ひとつだけ言える事があるの。
伶斗、幸せになって……。
もし、伶斗がこの先幸せになれるなら私は貴方の事を応援します。
もし、私の事で泣いているのなら笑って。
前に進んでほしい。
好き。大好き。伶斗が愛しい。
ありがとう。
伶斗は、私にとってかけがえのない大切な人でした。
「伶斗、別れよ。」
これで私は、後悔なんてしない。
さよなら。
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