恋して狼!~狼たちと籠の鳥~
「別に」
「その顔は別にって顔じゃないですよね
最近少しだけどわかるようになってきたんですからね
ってゆっくり休みたいですよね」
「店戻れ、おれのことはいい」
私は渋々頷いてとりあえずボロアパートに戻った。
アパートについて鍵を開けようとしたがすでに開いていて不信がりながらも中に入る。
「おじゃまします」
って私の家じゃん。
「おかえりぃ」
「お姉ちゃん?」
「あんた不用心だよ?
鍵開けっ放しで
まぁおかげで管理人さんに借りなくてすんだけど」
部屋はすっかり片づけられテーブルには美味しそうな料理が湯気をたてて並べられていた。
「どうしたの?」
「んん」
私はお姉ちゃんの横に座り箸を持った。
「別にって顔じゃないね」
「本当になんでもないの」
「よかったら話しきくよ?」
私は箸を進めながらポツリポツリと話しだした。
「私どうしたらいい?」
「そっかぁ辛かったね
彼は病気持ちでいつ死んでもおかしくないと
でも好きなんでしょ?」
私はゆっくり頷いた。
「おかしいよね」
「ぜんぜん
逆に憧れちゃうよそういうの
頑張ってねアスカ」
私は頷いてご飯を食べ進める。
「お姉ちゃんこそどうしたの?」
「私?結婚しようって言われてたんだけどね、けっきょくそこどまり」
缶ビールを飲み干して姉も箸をすすめた
「けっきょく進展はないんだ」
「ないわよぉ
その涼牙くんだっけ?イケメンなんでしょそれに年下でお金もあるいいことづくめじゃない」
「でも・・・職業が」
「バーテンさんだっけ?
ますますかっこいいじゃない」
「そうなんだけど」
「まだ何かあるの?
これで文句言ったらあんた一生結婚できないよ?」
「だから病気持ちなの」
「へぇそれで諦めちゃうの?」
「・・・」
「あなたが支えてあげればいいじゃない
好きなんでしょ?」
私は言葉に詰まってしまった。
確かに姉の言うとおりだ。
「うっ・・・うん」
「彼ひとりで頑張ってるんでしょ?
あなたがそばにいてあげなくちゃ
あなたがそんな顔してたらダメよ頑張りなさいアスカ」
「うん」
「アスカ携帯鳴ってる」
私は慌てて携帯を見た。
メール?誰からだろう
件名には涼牙とだけはいっていて本文は今日は悪かったなだけ
涼牙さんらしい文面に私は笑ってしまった。
そして悩んだあげくそばにいてあげられなくてごめんなさいと返した。
姉に片づけを任せシャワーを浴びて早々に眠りについてしまった。
「その顔は別にって顔じゃないですよね
最近少しだけどわかるようになってきたんですからね
ってゆっくり休みたいですよね」
「店戻れ、おれのことはいい」
私は渋々頷いてとりあえずボロアパートに戻った。
アパートについて鍵を開けようとしたがすでに開いていて不信がりながらも中に入る。
「おじゃまします」
って私の家じゃん。
「おかえりぃ」
「お姉ちゃん?」
「あんた不用心だよ?
鍵開けっ放しで
まぁおかげで管理人さんに借りなくてすんだけど」
部屋はすっかり片づけられテーブルには美味しそうな料理が湯気をたてて並べられていた。
「どうしたの?」
「んん」
私はお姉ちゃんの横に座り箸を持った。
「別にって顔じゃないね」
「本当になんでもないの」
「よかったら話しきくよ?」
私は箸を進めながらポツリポツリと話しだした。
「私どうしたらいい?」
「そっかぁ辛かったね
彼は病気持ちでいつ死んでもおかしくないと
でも好きなんでしょ?」
私はゆっくり頷いた。
「おかしいよね」
「ぜんぜん
逆に憧れちゃうよそういうの
頑張ってねアスカ」
私は頷いてご飯を食べ進める。
「お姉ちゃんこそどうしたの?」
「私?結婚しようって言われてたんだけどね、けっきょくそこどまり」
缶ビールを飲み干して姉も箸をすすめた
「けっきょく進展はないんだ」
「ないわよぉ
その涼牙くんだっけ?イケメンなんでしょそれに年下でお金もあるいいことづくめじゃない」
「でも・・・職業が」
「バーテンさんだっけ?
ますますかっこいいじゃない」
「そうなんだけど」
「まだ何かあるの?
これで文句言ったらあんた一生結婚できないよ?」
「だから病気持ちなの」
「へぇそれで諦めちゃうの?」
「・・・」
「あなたが支えてあげればいいじゃない
好きなんでしょ?」
私は言葉に詰まってしまった。
確かに姉の言うとおりだ。
「うっ・・・うん」
「彼ひとりで頑張ってるんでしょ?
あなたがそばにいてあげなくちゃ
あなたがそんな顔してたらダメよ頑張りなさいアスカ」
「うん」
「アスカ携帯鳴ってる」
私は慌てて携帯を見た。
メール?誰からだろう
件名には涼牙とだけはいっていて本文は今日は悪かったなだけ
涼牙さんらしい文面に私は笑ってしまった。
そして悩んだあげくそばにいてあげられなくてごめんなさいと返した。
姉に片づけを任せシャワーを浴びて早々に眠りについてしまった。