恋して狼!~狼たちと籠の鳥~
「あの・・・」
私はテーブルにカクテルを置いた。
「ありがとう」
「いえ」
「あのお兄さんね私の旦那の若い頃に似てるのよだからねたまに来るの
ふふおかしいでしょう?」
「おかしくなんてないです」
「このカクテルねあの人が好きだったの
ブロッサムティアって言うのよ」
確かに綺麗な桜色のカクテル、しかもそれが大好きだった人との思いでの味なんて素敵すぎる。
私は嬉しくなってしばらく一緒にいた。
あんまり嬉しくて涼牙さんのところにかけていった。
「涼牙さん」
「行かないからな
相手は客だそれ以上でも以下でもない。」
「木戸さんらしい」
真さんがくすりと横で笑う。
「手あいてる?」
私は店長のほうに走って行くと大皿にのったサンドイッチだった。
私はテーブルの真ん中に置いてどこうとしたが美弥さんがひきとめた。
「食わへんの?」
「お客様のですよね」
「ええのええのスタッフの夜食も兼ねてるんやで」
私は取り分け用のお皿に何個かいれてバーカウンターに戻った。
「なに飲む?」
「ウーロン茶もらっていいですか?」
「いいけどウーロン茶でいいの?」
「はい」
手が空いたらしい涼牙さんもサンドイッチに手を伸ばしていたのを気づかずに私も手を伸ばした。
「ごめんなさい」
「いちいち謝るな早くとれ」
「はい」
「木戸さんはサーモンクリームチーズが好きだから」
いつの間にか開けていたコーラを飲みながら涼牙さんはサンドイッチを食べていた。
「美味しいです」
「んで木戸さんのこと好きなの?」
小声で真さんが訊いてくる。
「会ったばかりだしそんなのわかりませんよ」
「だよな俺はおまえ嫌いだし」
耳元で声がしたので 横を見ると隼斗さんがいた。
「私もです」
「まぁまぁ落ちついて
隼斗、茶化しに来たの?」
「いや、ただ飲み物なくなってたから文句をつけに」
隼斗さんは涼牙さんを睨みつけていた。
そして真さんが差し出したカクテルを思いっきり涼牙さんにかけたのだ。
「さっきはどーも」
にやりと笑った隼斗さんはそれだけ言うと席に戻ろうとしていたがその肩を涼牙さんが掴む。
みんななんで無関心なんだろうこんなに険悪なのに。
「なんだよ?」
隼斗さんがきいても答えはない。
流石に隼斗さんも苛立ってきたのか逆に涼牙さんを床に押し倒した。
「別に」
その涼牙さんの頬に隼斗さんの振り抜いた拳があたる。
「隼斗」
慌てた真さんが間に入ろうとするが店長がとめる。
私はテーブルにカクテルを置いた。
「ありがとう」
「いえ」
「あのお兄さんね私の旦那の若い頃に似てるのよだからねたまに来るの
ふふおかしいでしょう?」
「おかしくなんてないです」
「このカクテルねあの人が好きだったの
ブロッサムティアって言うのよ」
確かに綺麗な桜色のカクテル、しかもそれが大好きだった人との思いでの味なんて素敵すぎる。
私は嬉しくなってしばらく一緒にいた。
あんまり嬉しくて涼牙さんのところにかけていった。
「涼牙さん」
「行かないからな
相手は客だそれ以上でも以下でもない。」
「木戸さんらしい」
真さんがくすりと横で笑う。
「手あいてる?」
私は店長のほうに走って行くと大皿にのったサンドイッチだった。
私はテーブルの真ん中に置いてどこうとしたが美弥さんがひきとめた。
「食わへんの?」
「お客様のですよね」
「ええのええのスタッフの夜食も兼ねてるんやで」
私は取り分け用のお皿に何個かいれてバーカウンターに戻った。
「なに飲む?」
「ウーロン茶もらっていいですか?」
「いいけどウーロン茶でいいの?」
「はい」
手が空いたらしい涼牙さんもサンドイッチに手を伸ばしていたのを気づかずに私も手を伸ばした。
「ごめんなさい」
「いちいち謝るな早くとれ」
「はい」
「木戸さんはサーモンクリームチーズが好きだから」
いつの間にか開けていたコーラを飲みながら涼牙さんはサンドイッチを食べていた。
「美味しいです」
「んで木戸さんのこと好きなの?」
小声で真さんが訊いてくる。
「会ったばかりだしそんなのわかりませんよ」
「だよな俺はおまえ嫌いだし」
耳元で声がしたので 横を見ると隼斗さんがいた。
「私もです」
「まぁまぁ落ちついて
隼斗、茶化しに来たの?」
「いや、ただ飲み物なくなってたから文句をつけに」
隼斗さんは涼牙さんを睨みつけていた。
そして真さんが差し出したカクテルを思いっきり涼牙さんにかけたのだ。
「さっきはどーも」
にやりと笑った隼斗さんはそれだけ言うと席に戻ろうとしていたがその肩を涼牙さんが掴む。
みんななんで無関心なんだろうこんなに険悪なのに。
「なんだよ?」
隼斗さんがきいても答えはない。
流石に隼斗さんも苛立ってきたのか逆に涼牙さんを床に押し倒した。
「別に」
その涼牙さんの頬に隼斗さんの振り抜いた拳があたる。
「隼斗」
慌てた真さんが間に入ろうとするが店長がとめる。