秀才くんの子育て日記



「カナタくん、たおるー」

『お、さんきゅ。』

「お前すげぇな、なんか漫画みたいだった。」


 いや、小説ですよ。

 じゃ、なくて。

『ちょっとナギー?何立ってんのー!』

「え?」

『5秒って叫んだ時立ってた!ダメでしょ』

「…………うっさいな。無意識だ。」


「カナタくん、過保護」

「おとーちゃんみたいだぞおま『あぁん?笑』………被せんな!!!!」


 なんとまぁ、賑やかだこと。

 ってか初戦勝ったし、次も試合かー……


『ごめんハヤテ。次も試合だ』

「いいってことよ〜俺様勝ってくっから」

 どっからくるのその自信は笑


「ミズホ応援行ってあげようかー?」

「別に来なくたっていい」

 なんでそこで強がるかなぁ

「じゃ、いかなーい」

「え……………」


 行ってあげてくださいミズホさん。


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