秀才くんの子育て日記
『悪いが、アンタも手伝えよ?』
「もちろんです!」
とりあえず、情報の準備は終わった。
“はい“
『…健さん、至急帰ってきて……』
“何か…あったんですか“
『…いいから、早くしろ…』
悪いが、のんびり説明してる暇はない
『早瀬、はその格好でいいか。ハヤテ!』
「あ?」
『お前、スーツ着ろ』
「はぁ!?」
バザッバサッ
『それ着て、頼みがある。』
そう言って部屋を出て、父さんに電話をする
『父さん、ナギが拉致られました。今から行きます』
“わかった。人、足りてるのか?“
『……どうやら、向こうの使用人は皆、こちらの見方みたいで笑』
“ほぉ………ま、俺もすぐにそっちに向かう。待ってろブチッ“
『…………………よし。………』