私とイケメンヴァンパイヤの恋。
HRが終わり授業を受けてあっと言う間にお昼休みになった。いつも通り月希と夢由亜と私でお昼を食べていた。すると麻衣が走ってきた。

「み、美森！やっぱやばいよ。だって今まで私と食べてたのに今日は愛羅ちゃんと食べてるんだもん。しかもやっぱり誰かを嘲笑してる。何かたくらんでるよ。」

顔がホントに真剣だった。

「ん？なんかあったのか？」

月希と夢由亜が不思議そうにそう言った。
そして麻衣は朝の事と今のことを話した。

「美森。行くなよ？」
「行くよ。だって相談かもしれないでしょ？」
「そんなのんきなこと言ってんじゃねーよ！」
「つ、月希？」
「わりぃ。俺もこの女に賛成だ。なにかたくらんでるはずだ。」

みんなどうしたの？と思っていた。とりあえず面倒だったから

「はいはい。行かないよ。」

と言っておいた。

・・・でもあの時本当に行かなきゃよかった。
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