私とイケメンヴァンパイヤの恋。
「さぁみなさん。こちらへ。」
先生に案内されて連れてかれたのは
とっても美しいリビングだった。
まさに少女漫画に出てきそうな屋敷。
壁のところどころに絵が飾ってあり
シャンデリアもぶら下がってる。
テーブルは長くて真ん中には
ろうそくが置いてある。
「どうぞ座ってください。」
先生がみんなの分の椅子をひく。
「あ、ありがとうございます。」
「みなさん紅茶でいいでしょうか。」
「は、はい。」
「なんですか?みんな
 かたい表情をして。」
「すごいお屋敷だから、つい。」
「そんなかたくならないでください。」
「はい。」
「夢由亜はこういうの似合わないな。」
「月希ひでぇー。」
「まずその会話がこの場所に
 ふさわしくないんじゃないですか?」
「「でたっ!校長の怖い笑顔。」」
「2人そろって何を言ってるんですか?」
「「す、すみません。」」
「さっきから2人揃いすぎです。」
「確かに!有村校長のツッコミレア!」
「そんなことないですよ?」


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