私とイケメンヴァンパイヤの恋。

ヴァンパイヤ。

あれから一週間。私は今でも変。
ふとした時に先生のこと
考えてしまってる。一週間たった
今日は吸血の日だ。
一週間に一度吸血すればふつうに
人間と同じく太陽の下を歩けるし、
十字架にもにんにくにも平気なのだ。
「いってきます。」
どうでもいいような、
よくないような事を考えながら
いつもの通学路を歩く。
まわりには他校生しかいない。
今は8時20分。
なぜそんなに早く私が登校するのかは
校長先生とお話しするからです。
別に呼び出された訳ではありません。
ただのおしゃべり。
最近毎日一時間くらい早く行って
校長先生とおしゃべりするのです。
コンコン
「はーい。」
いつもの美声が聞こえてくる。
よく23歳で校長になれたよなー。
「おはようございます。」
「美森ちゃん待ってたわよ。」
そういわれいつもの紅茶をいただく。
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