私とイケメンヴァンパイヤの恋。
結局一日悩んだ結果
好奇心が勝ちました。
ってことで先生に聞いてみようと
思います。吸血のあとにでも。
放課後言われた通り教室に残った。
先生が私のことを迎えに来たのは
結構時間がたってからだろう。
全く気づかなかった。
気づいたら私は机で寝ていた。
先生はきっとキレながら
起こしてくれただろう。
それでも起きなかった私。
「美森さん。美森さん。」
「ふぁ~」
「やっと起きましたか。これ以上
 起きなかったら殺そうかと思いました。」
「さらっと怖いこと言わないでください。」
「すみませんね。」
「ところでここはもしかして。。。」
前にも見たことがある光景だった。
豪邸のなかのお部屋。
そう。そこは先生の部屋だった。
「私の部屋を覚えててくださったんですか。」
「はい。」
「うれしいですね。」
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