私とイケメンヴァンパイヤの恋。
私はジタバタする。
「おい。あぶねー。動くな!」
「歩けるー!痛っ!」
「暴れるから痛くなるんだぞ。」
やっぱり夢由亜の目がやさしい。
なんかあったのかな?
「暴れるなよ。」
「はい。」
お姫様抱っこされて校内をグルグル。
「どこにいんのかわかんねー。」
「え?」
「なんだよ。」
「ってきり一緒に行ったと思ってた。」
「俺も行こうとしたけど関係ないって言われた。」
「そうだったんだ。」
私はびっくりした。一緒にいなかったんだ。
誰といたのかな?留実と来るの遅かったし。
「何?」
私の顔がどんどん暗くなっていくのがばれたらしい。
 
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