Love Game



RuRuRu

あ、

携帯を取り出して

「はい」

「…お久しぶり。うん。えっ?あ、ありがとう。…うん。そうだね、明日は無理だわ。…うん、仕事が夜まで入ってるし…えっ? ハハハ…お断りします。…うん、じゃあ連絡して。私よりそっちの方が忙しいんだから…うん、じゃあ、おやすみなさい」

携帯を切って

「誰?」

「えっ?」

振り向いたら…

何か怖い顔をした漣が。

「今の誰?男の声がしてた」

「あ、うん。友達」

「友達?」

「うん」

私の隣に座り…

でもまだ顔は厳しい。

「明日…会うの?」

「えっ?ううん。明日は私が忙しいから」

「じゃあ、いつ会うの?」

い、いったい何なのよ?

「どうしたの?」

「答えて。いつ会うの?」

「さぁ、お互い手が空いた時」

「…友達ってどんな?」

「えっ?あ~学校の時の」

「同級生?」

「う、うん。お祖母ちゃんが亡くなったことを聞いたからお悔やみの電話をくれたの。私が落ち込んでると思ってご飯に誘ってくれただけ」

「ホントにそれだけ?」

「うん。ねぇ私もお風呂に入って来てもいいかしら?」

「あ、ごめん。ゆっくり入って」

「うん」



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