Love Game



「出ないで」

「何で?仕事かも知れないし。…はい」

漣は 『はぁ~』と溜め息ついて…

な、何してんのよ!

「…あ、絵梨香ちゃん?う、うん。 今?家…」

電話は絵梨香ちゃん。

ちゃんと帰ったかとか今日はありがとうとか…

話してるんだけどその間も漣が…

Tシャツを捲り上げてブラをずり上げて…

「あっ!…えっ?な、何でもないよ。 …ぅうん、そ、そうだね…」

電話で話しはしてるんだけど…

漣が胸を口に…

空いてる方の手で押し退けようとするんだけど…

その手を逆に捉えられた。

「う、うん。じ、じゃあまた…だ、大丈夫…うん、おやすみなさい」

携帯を切って

「れ、漣 や、止めてよ。電話してるのに。え、絵梨香ちゃん変に …」

顔を上げて

「電話に出た罰ね」

「ば、罰って…あっ」

舌で…

「漣…止めて…」

「気持ちよくない?」

上目遣いで聞いてくる。

また唇を胸に

「れ、漣」

「ん?」

「……」

「何?言ってくれないと分からないよ」

そう言いながら笑ってるし…

このどS!

漣の頭を引き寄せて唇を重ねた。

私から漣の舌を捉えて絡ませる。

「…ふぅ…ぅぅん」

唇が離れ

「瑞希さん反則。色っぽすぎる…我慢できない」

「キ、キャッ!」

言うなり抱き上げて寝室へ

ベッドに寝かされて

漣も服を脱ぎ捨て私のTシャツもブラもショーツも取り去った。

そして激しく口づけを

今度は漣の舌が私の口内を探索して…

私の舌を絡め取った。

――



口づけだけで頭がぼぉーとなって…

唇が離れ

「瑞希さんの瞳…潤んでる」

そう言う漣の瞳は…

ギラギラして…

まるで獲物を見つけた野獣のよう。






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