Love Game
「嘘なんか…あっ」
また口に…
「お、お願いだから…止めて」
「嘘つき」
「あっ…痛い!」
きつく噛まれた。
顔を上げ
「瑞希さんが嘘つきだから、お仕置きだよ」
「ぉ…お仕置き?」
「ん。だって瑞希さん…こんなに感じてるのに嫌なんて言うから 」
今度は指できつく摘まむ。
「い、痛い!」
「じゃあ嫌って言わないで。ちゃんと素直に感じて…だって此処は」
彼の指が…触れた。
「あっ…」
「瑞希さん、此処は喜んでるよ」
「や、止めて…言わないで」
手で顔を覆い隠す。
「ククク…瑞希さんって案外恥ずかしがりやさんなんだ」
話してる間も指は執拗に。
「れ、漣君」
「ん?どうしたの」
ニヤニヤしてるコイツがまるで悪魔に思えてくる。
「も、もういいでしょう?止めて」
「…まだそんなことを言うんだ」