Love Game
触れる指が激しく…
「い、いや~」
「凄いよ」
「言わないで…」
コイツは…Sだ!
「瑞希さん」
「……」
「瑞希さん…俺を見て」
顔を覆ってた手を退かされ顎に指を掛け
「瑞希さん」
目を合わせる。
口角を上げてニヤリッとして
「瑞希さん」
「れ、漣…君 な、何で…あぅ」
「瑞希さんの体…スゲー綺麗だから俺を喜ばしてくれる」
言ってる間に私の手を取り彼に…
慌てて手を引こうとするのを押し留め
「瑞希さんのせいだからね。瑞希さん見てるとこうなる」
「お、女なら誰だって…」
「俺は瑞希さんに欲情してんの。ほら」
私の手に自分の手を添えて。
それは私の手の中で…
「瑞希さん…ごめん。もう限界」
えっ?
再び私に覆い被さって
「クッ!」
「い、いやぁ~」
――
―
私の中に…
――
―
「瑞希さんの…気持ちいい」
優しく口づけをして
激しく…
「あっ!」
「瑞希さん!」
――
―
同時に達した。