Love Game



意識をなくした瑞季の頬を撫でて

「…うん」

「瑞希さん」

瞬きを繰り返している。

「気づいた?」

「……」

「大丈夫?」

瑞希が頷き

「ちょっと待ってて」

ベッドから降り寝室を出て…戻り

ペットボトルを開け口移しで水を。

「もっと飲む?」

瑞希が頷くとまた口移しで。

「水ってこんなに甘かったんだね」

「ば、馬鹿」

真っ赤になって俺に背を向けた。

「クッククク…赤くなってる瑞希さん可愛い」

後ろから抱きしめて首筋に

「馬鹿!からかわないでよ」

「からかってないし」

唇で背中を辿って

「くすぐったい」

「瑞希さんホント我が儘」

「あっ!ち、ちょっと」

滑らかな背中に吸い付く。

「痕がつくでしょ」

「つけてんの」

瑞希の身体中に俺の印を、俺の物だって証をつけたい。

「嫌だって」

「嫌じゃない」

そのまま唇は下がり…

「さっき言い忘れたけど」

「えっ?」

「背中もお尻も好きだから」

お尻にキスの雨を降らす。

「ば、馬鹿!止めてったら」

瑞希が逃れようと身をよじるが


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