Love Game
「触って」
「……」
「俺に触って」
瑞希の手を…
ビクッ!
瑞希が思わず手を離そうとするのを押さえ
「瑞希さんのせいだから…瑞希さんが欲しくてこんなになったんだから…責任とって」
「……」
「触って」
瑞希の手がそっと…
その優しい手に一層熱を帯びる。
「触って」
瑞希の手が…
「気持ち…いいよ」
瑞季の手の中でそれはだんだんと…
指を瑞希に…
「はぁ~れ、漣」
「ん?」
「お、お願い」
「何?」
耳朶を噛み焦らす。
「頂戴…漣を…」
「……」
「ほ、欲しいの…漣が」
もう…アウト!
言い終わらないうちに…
「はぁ~あぁ~」
「瑞希さん、ごめん。優しく出来ない」
もう我慢が効かない。
「れ、れ~ん」
瑞希が甘い声で俺の名を呼ぶことにとてつもなく昂って…
「み、瑞希さん一緒に」
―――
――
―
2人…昇りつめ果てた。