Love Game
瑞季と漣
「瑞希」
「うん?」
「泊まって」
耳朶を噛みながら漣が囁く。
「だから明日は朝が早いから」
「此処から行けばいい」
言いながら手は胸を触ってるし。
その手を軽く叩き
「漣!聞き分けのない子どもじゃないから」
あの日から時間があれば一緒に過ごしてるんだけど…
それはそれで楽しいし幸せなんだけど…
漣の我が儘に何だか拍車が掛かってると言うか…
ふぅ~
今日も一週間振りに漣の家で過ごしているんだけど漣が泊まれと煩く迫ってる。
「此処から行くわけいかないでしょう。用意もしてないし」
「じゃあ朝取りに行ったら」
「時間のロスだから」
漣が首筋に顔を埋め
「瑞希は俺と一緒にいたくないの?」
「……」
首筋を舐めている。
「漣…止めてったら」
「嫌」
さっきまで愛し合って、やっと服を着たとこなのに。
「漣、子どもじゃないんだから」
「大人だから瑞希が欲しい」
「さっきあれだけ」
「まだ足りない」
「……」
どんだけ精力あるのよ。
私がもたないわ。