Love Game



「じゃあ俺帰るわ。瑞希は泊まるんだろ」

「私が帰るから敬吾君泊まってよ」

何だか私お邪魔虫だよね。

「何言ってんの。瑞希が泊まるの。その約束でしょ。久しぶりなんだから。敬吾は後から横入りしたんだからね」

真帆…怖い。

スターの敬吾君に対しても強気だ。

でも真帆にとっては敬吾君はスターなんかじゃないんだよね。

一番信頼してる、何を言ってもしても受け止めてくれる大切な大事なパートナー なんだよね。

2人の間にしっかりとした絆があるんだよね。

私と漣は…どうなんだろう?

真帆達みたいに信じ合える信頼し合える絆を築くことが出来るんだろうか。

「じゃあな瑞希。ゆっくりしてけよ」

「あ、うん。ありがとう。敬吾君も忙しいだろうけど頑張ってね 」

「あぁ」

タクシーがきたみたいで

「おやすみなさい」

「おやすみ」

真帆が下まで送って行った。

その間に後片付けをして

何故か漣のことを考えている。

フフフ…

きっと敬吾君と真帆を見たからよね。


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