Love Game


―――

――



「ぁ、あっ」

「…気持ちいい?」

「…い、いやぁ」

私の胸を…

もう片方の手は一番熱を持ってる所に…

顔を上げて

「…ねぇ、どうしてほしい」

「……」

「はっきり言ってくれないと分からないよ」

指が優しく

「此処は素直なのにね」

差し入れて

「い、いやぁ~」

「どうしてほしいの」

耳朶を甘噛みしながら…

「もう溶けてきてるよ」

私の目を見て瞳を煌めかせ意地悪く笑う。

「ん?」

「お、お願い…」

「何が?」

指は深く優しく…

「ち、頂戴」

「ん?何を」

「あ、貴方を…頂戴」

「フッ よく言えました」

一気に

「ぁあっ」

「クッ!」

優しく口づけを

「動いていい?」

「……」

「ん?」

「ば、馬鹿」

引き寄せ唇を貪る。

ゆっくり…

次第に激しく私を狂わす。

「だ、だめ~」

――



私達は一緒に果てた。



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