Love Game
此処のお風呂は24時間風呂
入っちゃお。
やっぱり湯船に入らないと体は休まらないもん。
――
―
はぁ~いい気持ち。
このまま寝てしまいたい。
――
―
「瑞希、瑞希」
う、うん、誰か…
「瑞希、大丈夫か?開けろって」
えっ?
れ、漣?
あ、私…
ドンドンドンドン
「瑞希ってば」
「ご、ごめん。今出るから」
「大丈夫か?」
「うん大丈夫だから…キャッ」
バスタブから勢いよく出すぎて…滑りかけた。
「瑞希」
「だ、大丈夫だから…あっちで」
「いいから早く開けろ」
う、う~ん、仕方ない。
ガチャッ!
「瑞希」
バスタオルを掛けられて
「真っ赤だぞ。気分は?」
「ごめんなさい。気持ちよかったんで寝てたみたい」
「はぁ?」
「ごめんなさい」
あ~めちゃくちゃ恥ずかしい。
「さっきの悲鳴は?」
そう聞きながらも私の体を拭いてくれている。
「あれは、その…バスタブから出る時に足を」
「滑ったのか」
「滑りかけたの。滑ってない」
「……」
「……」
何か…呆れてませんか?