Love Game
スタジオで
「桐原さん、よろしくお願いします」
「こっちこそよろしく」
最初に2人の写真撮影があり、それから対談に。
桐原さんは話しも面白く、また聞き上手だ。
自分の意見ははっきり言うが決して押し付けがましくない。
対談は盛り上がって時間もオーバーした。
雑誌社の人が
「お疲れさまでした。これでいい特集になりました」
「お疲れさま」
終わったのは8時過ぎになっていた。
「漣」
「はい?」
「これからまだ仕事?」
「いえ、今日はこれで終わりです」
「じゃあ飯行かないか?」
「あ、はい」
俺ももう少し桐原さんと話したい。
お互いのマネージャーは仕事があるので2人で行くことに。
「何か食いたいもんある?」
「あ、俺何でも大丈夫です」
「うん、なら俺の知り合いの店でいい?和食だけど」
「はい」