Love Game
ピンポーン
ガチャッ!
「いらっしゃ~い」
「こんにちは」
「入って入って」
「失礼しまぁ~す」
一旦荷物を家に置いて敬吾君の家へ。
「遅かったね」
着いたのは6時過ぎ。
「これでも急いで来たんだよ」
「分かった分かった」
キッチンに行き
「あ、これ北海道のお土産ね。とうもろこしとバターとチーズケーキとチョコレート、後は2人におそろのキーホルダー」
「ありがとう。わっ!可愛い」
真帆と敬吾君にお揃いのキーホルダーはキタキツネ
敬吾君には可愛すぎるかな。
あっ!
「敬吾君は何時に帰って来れるの?」
考えたら此処は敬吾君の家だもんね。
「あぁ、さっきメールあって8時には帰れるって。先に始めてくれって」
「あ、そうなの」
キッチンには真帆が腕によりをかけて作った料理が。
「後はじゃあ漣君が来たら揚げたらい いのよね」
『漣君』が何かアクセント強くないですか?
それに含み笑いしてるし。
「で、漣君は何時に来るの?」
「知らないわよ。7時過ぎじゃないの」
「ふぅ~ん」