Love Game
「おっ、このオムライス美味い」
「ハンバーグもジューシーで美味しい。取っ替えっこして正解だね。ダブルで美味しいのが食べられて」
「そうだな」
2人とも綺麗に平らげて
ママさんが食後のコーヒーを
「如何でしたか?」
「はい、凄く美味しかったです」
「ありがとう。フフフ…仲がいいのね」
「えっ?」
「2人で半分ずつにしたんでしょう?」
「相手の食べてるのが凄く美味そうだから取り替えました」
「両方食べられて得しました」
「フフフ…最高の褒め言葉だわ。じゃあ特別サービスね」
「えっ?」
ママさんがカウンターに行きマスターに何か話してる。
「はい、どうぞ」
「わぁ~美味しそう」
ママさんが出してくれたのはシフォンケーキ
「今、他にお客様いないから。ね」
「ありがとうございます」
ママさんが戻り私達はシフォンケーキを食べた。
「美味しい」
「ん~美味い」
漣も嬉しそうな顔で頬張っている。
ケーキを食べてコーヒーを飲んで
「じゃあ行こうか」
「うん」
支払いをして
「本当に美味しかったです。ありがとうございました」
漣がマスターに
「ごちそうさまでした」
「貴方達みたいな素敵なカップルに美味しいと言ってもらえるだけで私達は嬉しいわ」
「またこの辺に来ることがあったら寄って下さいね」
「はい、是非」
「本当にごちそうさまでした」
お店を出て車に戻る。