Love Game
「これからどうする?どっか行きたい所あるか?」
何処へ行ってもバレないか気を使うし、それにこれと言って行きたい所もない。
「うん、じゃあスーパーに寄ってくれる?晩御飯の買い物して帰ろう。漣さえ構わなければ家でゆっくりしない?」
時間は3時前。
「そうだな」
車をUターンさせ元来た道を戻る。
――
―
スーパーについて
「漣は待ってて」
「何で?一緒に」
此処は都心のスーパー
漣が一緒ってのはやっぱりヤバイよね。
「いいから。直ぐ済むから…ね」
「…分かった」
渋々っていう感じで。
でも気にしてられない。
車を降りてスーパーへ
――
―
お肉やらキャベツにジャガイモ、玉葱、ハム、ソーセージ、ピー マン、キノコ類等を買い車に戻る。
「お待ちどうさま」
「買い込んだな」
「だって漣ん家、卵しかないもん」
「……」
目線を逸らせている。
フフフ…
本人に言うと嫌がるけど可愛い。