Love Game
朝、目覚めるとお姫様はまだぐっすり夢の中
頬に涙の跡が。
指で触れると
「ゥ~ゥン」
寝返りを。
ヤバッ!
我慢できねぇ。
唇を合わせる。
が、熟睡したまま。
また暴走しそうだ。
シャワー浴びてこよう。
熱めのお湯を頭から被り
はぁ~
ちょっと落ち着いた。
風呂場から出て寝室へ
――
―
ヤバイだろ。
せっかく熱を冷ましたのに、お姫様が裸のままベッドから半身を起こしてる。
ドアの開く音にこちらを振り返り
目を思いきり見開き驚いてる。
こりゃ覚えてないな夕べのこと。
未遂だったとは言わずに夕べの話しをすると
『事故みたいなもんだから忘れようよ』と。
冗談じゃねえ。
忘れるはずないじゃねえか。
これから始まるのに。
お姫様には悪いけど無理矢理…
嫌だとかなりの抵抗に…
まるで自分がレイプ犯にでもなったような気分だ。
だけど、お姫様の体は段々俺に反応して熱くなってきた。
俺はもう何も考えられなくなり瑞希の体に溺れた。
そして瑞希の体に溺れた俺は体だけじゃなく心も欲しいと。