Love Game
何とか漣がジャガイモの皮剥きをし (どんだけ時間かかったか)とうもろこしも茹で上がり
テーブルにホットプレート(これはあった)を出して
「これで揃ったよね」
キャベツにピーマンにジャガイモ、とうもろこし、玉葱、椎茸、そして忘れてならないお肉と。
ホットプレートで焼きながら、ビールを注いで
「乾杯」
「乾杯」
あ~美味しい。
「さ、食べよう」
「ん」
漣がパクついてる。
「ん、美味い」
「よかった」
って別に切って焼いただけだから料理とは言えないけどね。
――
―
「あ~腹脹れた。ごちそうさん」
「ごちそうさま」
結構2人で食べたわ。
時計を見ると8時前か。
「漣」
「ん?」
「後片付け」
「……」
「……」
「分かりました。手伝います」
渋々立ち上がり食器を運び始めた。
うんうん。
少しずつやってもらえばいいか。