Love Game
「瑞希さん」
唇が離れ
「……」
「風呂入ろ」
「えっ?」
「一緒に入ろ」
お風呂に入る…
一緒に…
「嫌よ」
「ん?」
「な、何で一緒に入んなきゃならないのよ。1人で入りなさいよ 」
ホントに何を言い出すんだろう。
「瑞希さんと一緒に入りたい」
耳元で囁きながらブラウスのボタンに手を掛けている。
その手を押さえ
「嫌だから。1人で入って」
「……」
「……」
「どうしても駄目?」
「駄目!」
「はぁ~降参!分かった。じゃあ先に入るけど」
「けど?」
「逃げないでよ」
「……」
チュッ!
軽くキスをして、お風呂場へ。