Love Game
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お風呂から上がり
漣はビールを飲んでいた。
「飲む?」
「あ、うん」
「じゃあ」
缶を渡してくれるのかと思ったら自分が飲んで
「…ゥゥン」
口移しで
ゴクッ!
ビールを喉に流したら…
「…ゥ…ゥン」
漣の舌が入り込み私の舌を絡めとる。
漣は口づけたまま抱き上げベッドへ
唇が離れ
「瑞希さん甘いね」
「…ビ、ビール飲んだから甘くなんてないわよ」
「ううん、瑞希さんは甘いよ。口も此処も」
バスローブの紐を解かれ…
「あっ!」
胸を口に含まれる。
「あっ…」
舌で胸を…
何とか引き離そうとするんだけど執拗に愛撫してる。
もう片方の胸は指で…
「あぅ!ぉお願い…止めて」
「止めない」
再び舌で…
「あっあっぁ~」
へ、変になりそう。
漣の唇は胸から離れお臍を…
「な、何…」
お臍から…
熱を持った場所へ唇は…
「い、嫌」
慌てて腰を引くんだけど手で押さえられ敏感な所に…
「あぅ!れ、漣…だ、駄目…」
恥ずかしい気持ちと…
ゾクゾクする快感が…
「瑞希さん、もっと声を出していいよ。感じるままに…恥ずかしがらない で乱れてよ」
その言葉が合図だったかのように
「ゥ…ゥン…あぁ~」
声が零れる。
もう何が何だか分からない。
何とも言えない快感に自分が自分でなくなったような…
知らぬ間に
「漣…漣…」
名前を呼んで…