Love Game



「ぅん…はぁ~」

漣がまるで仔猫のように…

気持ちはいいけれど…

何故かむず痒く…

身体中に火が点いたように熱く燃えている。

「…はぁ~ぁ~」

もう其処に頂上が見えているのに登れないような…

逝けそうなのに逝けないもどかしさ

「漣…漣…」

知らず知らずのうちに泣いていた。

「瑞希…どうしたの?」

指で涙を拭い

「ん?」

唇を目に押し当てる。

「漣…お願い…」

「ん?」

私の言いたいことが分かってるくせして知らんぷり。

その証拠に指が

「あっ…」

「瑞希…いやらしいね。また…」

「ば、馬鹿~」




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