Love Game
漣にそっと触れ…
そこはもう熱くて…
「み、瑞希…」
「瑞希…ヤバイって」
私の中で遊んでいた漣の指が一瞬止まった。
耳元で
「漣…頂戴。漣を…お願いだから」
漣の唇を貪るように口づける。
「ふぅ…はぁ~」
どちらのものとも言えない吐息が…
喘ぎが…
「漣…」
泣きそうな私の声に私の手を退けて指と交代に一気に入り込んできた。
「あっ…れ、漣…」
「瑞希…そんなに締め付けないで」
漣の背中に腕を回して引き寄せる。
私は漣の動きに合わせてただ喘ぐだけで
身体中が燃えて…
身体の全てが漣を求めて…
漣以外のことを考えることが出来ず…
「れ、漣~漣~」
私の口からは『漣』しか出てこない。
何故かは分からないけど涙が止めどなく零れ…
「漣~~」
――
―
遂に意識を手離した。