Love Game


♪♪♪♪

携帯のアラームで目覚める。

う~ん、 よく寝た。

夢も見ずにぐっすり。

お陰で頭はスッキリしてる。

時間は6時。

実質5時半くらいの睡眠だけど本当に熟睡してた。

さてシャワーを浴びて体も起こしてあげないと。

――



「おはようございます。早いですね」

身支度を整え1階のカフェに。

何人かのスタッフがもう朝食を食べていた。

「おはよう。緒方さんも早いね」

まだ7時前。

「夕べはゆっくり寝れましたから」

クロワッサンとカフェオレの定番の朝御飯を。

「おはようございます」

暫くすると絵梨香ちゃんと杉田さんが。

「おはようございます。絵梨香ちゃん、よく眠れた」

「はい、バッチリ」

確かに絵梨香ちゃんの顔は輝いていた。

私の隣に座った絵梨香ちゃんの耳元で

「電話あったの?」

「はい」

飛びきりの笑顔。

杉田さんや他のスタッフの手前ゆっくりは話せないけど、矢野さんと話せてやっぱり嬉しいんだろうな。

「瑞希さんは?」

今度は私の耳元で

「うん」

「ハハハ…やっぱり」

「えっ?」

「顔が輝いてますよ」

「……」

フフフ…同じこと思ってたんだ。

だけど…私そんなに分かりやすいのかしら?



< 440 / 539 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop