Love Game



「瑞希」

「れ、漣」

腕を引っ張られ抱きしめられ

「俺、めちゃめちゃ嬉しい。瑞希から土産やクリスマスプレゼントもらったのも当然嬉しいんだけど…俺の為に選 んでくれた、俺の好きな香りやブランドを覚えてくれてたことがなにより嬉しい 。そんだけ俺のことを見てくれてる気にかけてくれてるってこと だから」

「漣…」

そんな風に思ってくれてるだけで私も嬉しいよ。

そっと漣の胸に顔を埋めて…

漣の香りに包まれてるようで安らぐと言うか落ち着く。

顎に手を掛けられ視線を合わせて、 そっと唇を重ねる。

――



重なった唇から吐息が漏れて…

それが合図かのように漣の舌が私の中に潜り込む。

私の舌を捉えて絡め合い…

漣の指はいつの間にかワンピースのファスナーを下ろし て… 足元に落とす。

「れ、漣…」

離れた唇からはただ漣の名を囁くだけしか出来ない。

「瑞希、綺麗だ」

キャミソール姿の私をまるで舐め回すように…

「恥ずかしい」

手で隠そうとするんだけど

「恥ずかしがることなんてない」

「……」

抱き上げられベッドへ 。



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