Love Game
抱き合ったまま二人いつの間にか眠りに落ち…
――
―
「う、う~ん」
目を開けると漣の穏やかな寝顔と寝息が。
こんな安心しきったような無防備な漣を見られる日がくるなんて。
ベッドから降りてカーテンの隙間から外を見ると真っ白で街が綺麗に雪化粧をしている。
こうして見ると雪っていいな。
今の自分が幸せに満たされてるからそう思うのかも。
ベッドに近より漣の頬にキスをして
「アフタークリスマス。漣。…愛してる」
そっと呟き…
フフッ
何を照れ臭いこと言ってんだろ。
『アフタークリスマス』なんて言葉あったっけ?
なんだか恥ずかしくて急ぎ足でバスルームへ。