Love Game
ゆっくりお風呂タイムを楽しみ髪を乾かして戻ると
――
―
あら、ぐっすりと。
漣がベッドで寝ていた。
やっぱり疲れてるんだな。
布団を掛けて
さて、どうしよう。
一緒に寝る?
それとも…帰る?
暫く漣の寝顔を見つめて
帰ろ。
よく寝てるし…
かなり疲れてるよね。
ゆっくり休んだ方がいいよね。
再び着替えて
メモに 『よく寝てるので帰ります。ゆっくり休んで下さい』
部屋を出て家へ
はぁ~
結局私…何してるんだろ。
まぁ、襲われなくてよかったわ。
もう12時回ってる。
寝よ!
明日も早いし。
ベッドに入って…直ぐ眠った。
RuRuRuPu
う、うう~ん
RuRuRuRu
だ、誰よ今頃…
寝惚け眼だから発信者も見ずに
「はい」
「瑞希さん」
「はい」
「起きてる?」
「寝てる。おやすみなさい」
切ろうとしたら
「切らないで」
「…眠いし」
「瑞希さん」
「はい…って誰ですか?」
睡魔には勝てず頭が働かない。
「ふぅ~俺だよ。漣」
「漣?また明日ね」
ガチャッ!
もう限界。
電源も切って…再び夢の世界へ誘われた。