Love Game
片付けをして着替えを済ませ…
泊まるんだろうか?
まっ、なるようにしかならないわ。
ピンポン
ガチャッ!
「遅い」
開口一番『遅い』って文句。
挨拶すらもなく不機嫌モードだし。
あまりにも上から目線で話されると
「あのね、私にも都合ってもんがあるの。貴方言ったわよね、時間がある時に会うって。束縛しないって」
「……」
「貴方が守れないならもう終り。帰る」
ドアの方に向かうと
「帰さない」
腕を引っ張られ抱き寄せられて
「絶対駄目だから」
抱き上げられベッドへ
「ち、ちょっと、い、嫌…ゥン」
噛みつくように唇を奪う。
暴れるんだけどビクッともしない。
「ゥ…ゥ…ゥン」
抵抗を止めると宥めすかすような優しい口づけに…
漣の手は上着のボタンを外しインナーを捲し上げてブラをずらし指を這わせる。
「れ、漣君…ま、待って」
何とか唇を離し漣の手を押さえる。
漣の瞳は熱を帯び…
まるで獣のような…
…こ、怖い。