Love Game
よく寝てる。
――
―
ベッドから降りて服を
「瑞希さん」
「……」
振り向くと漣がベッドから半身起こし
「何処行くの?」
「…帰るの」
漣もベッドから降りて
「帰らないで」
後ろから抱きしめる。
「帰らなきゃ」
「駄目」
抱き上げベッドへ
「漣君」
「漣でいいよ。瑞希さん、さっきみたいに」
「……」
知らず知らず『漣』と呼んでいたのか。
「瑞季さん終りは無しだから」
「えっ?」
私を押し倒し覆い被さってきた。
「れ、漣君」
「漣」
首筋に顔を埋めて
「まだ3ヶ月経ってないよ。今は俺のこと好きじゃなくても俺を受け入れてくれるだけでいいから…約束の3ヶ月…後2ヶ月か。 付き合って」
「……」
「それでどうしても無理なら…諦めるから」
「あっ」
首から胸に舌を這わして…
「ね、瑞希さん」
顔を上げ…
口づけを
「…ゥ」
舌を探り当てた。
また頭がぼぉーとしてきて
何だか…気持ちいい。
漣の頭を引き寄せキスをもっととねだる。
「ふぅ~ん」
「瑞希さん…マジに色っぽい。堪んない」
私の中に指を…
「瑞希さんもこんなになってる。感じてるんだね」
「はぁっ!」
指が激しく優しく…
「瑞希さん…色っぽい」
「れ、漣」
漣の体を抱き寄せ
「どうしたの?」
何だかニヤリと笑いながら
「お、お喋りは…」
「ククク…お喋りは止めた方がいい?でも、黙ってると俺がヤバいから」
「ヤバい?…あ~」
「ん。前にも言ったけど瑞希さん…すげ~色っぽいから我慢が出来ない。 俺もっと瑞希さんに気持ちよくなってほしいから」
指は執拗に…
もう私は熱に魘されたように…