Love Game
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目覚めたら…
もう夜は白々と明け初めていた。
あ、私、漣に腕枕されてたんだ。
腕…だるかったろうな。
頭を離そうとすると
「駄目」
引き戻された。
「起きてたの?」
「さっき起きてね。瑞希さんの寝顔見てた」
「……」
「凄い可愛い寝顔だった」
「な、何を」
「食べちゃいたいくらいに」
「ば、馬鹿」
「ククク…ねぇ」
「うん?」
「もう一回しようか」
へっ?
よほど驚いた顔をしたのか
「ハハハ…」
「馬鹿!」
ベッドから降りると
「何処行くの?」
「シャワー借りる。考えたら化粧も落としてないし」
「24時間風呂だから入れるよ」
24時間風呂。
何と贅沢な!
やっぱりカリスマモデルは違うわ。
「ありがとう。入らせてもらうわ」
服をかき集めお風呂場へ
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わぁ~広いな。
とにかく顔を洗い
ガチャッ!
へっ?
今…
ドアが開いて