Love Game
「れ、漣君」
「『君』はいらないって。俺も入る」
「ち、もうちょっと待って」
「鍵かかってなかったし」
癖で鍵なんかかけないし。
漣がスポンジにボディシャンプーを垂らして
「ほら洗ってあげるよ」
えっ?
「い、いや結構です。自分で洗… キャッ!」
背中にスポンジを
「ホントに綺麗だね瑞希さんの肌。 真っ白できめ細かい」
優しく優しく…
「も、もういいから。ありがとう」
「まだ前を洗ってないよ」
「じ、冗談。自分で洗うから」
「ハハハ…瑞希さん真っ赤」
私にスポンジを渡して
「今日は許してあげるけど…次回は駄目だからね」
悪戯っ子みたいに口の端を上げニヤリと笑う。
「へ、変態、サディスト」
「ククク…ハハハ…」
横で漣も顔と髪と体を洗いバスタブへ
私も洗い終わったんだけど…
「早く入りなよ」
「漣が上がったら」
「一緒に入ったらいいじゃない。ほら」
腕を引っ張りバスタブへ
「キ、キャッ!」
抱きしめられてる。
「さ、触らないで」
「何で?此処は触ってほしいみたいだよ」
言いながら胸を…
「へ、変態!どスケベ」
「ククク…瑞希さん面白いね」