Love Game
私を膝に座らせてるんだけど…
これは…
ヤバい状況に他ならない。
「れ、漣」
手を押さえ
「もう駄目だから」
「嫌?」
「逆上せる」
「ハハハ…仕方ないね。あがっていいよ」
やっと手を離してくれた。
バスタブから出て
「拭いてあげるね」
「えっ?ち、ちょっと」
タオルで繰るんで丁寧にって
「や、止めて!」
「何で?此処は特に丁寧にしなくちゃ」
膝間付いて私の…
「れ、漣…や、止めて」
ニヤッと笑い
「だって此処びしょ濡れだから綺麗にしないとね」
「い、嫌だって」
漣の頭を引き離そうとするんだけど腰をガッシリ抑えられている。
「ぁ~いやぁ~」
――
―
私は一気に昇り詰めた。