私とあなたと太陽と
「え、伽南なんでないてるの?」
翔さんは驚いた風に聞いてきた。
「別れ話…、されるのかなって思って…。翔さん、別れたくないです…。」
「え、別れるなんて思ってないよ。」
「じゃあ、言いたいことって…。」
「大した話じゃないんだけど、タメで大丈夫だし、呼び捨てして欲しいな、って思って。」
よかった、振られるんじゃなくて。
「よかった…。」
「何言ってんの、僕が伽南を振るなんてありえないから。」
そうして、料理を食べながら、色々な話をしていたら、時間はすごくたっていた。