君に捧げる恋歌
公園の入口に着いて思いっきり深呼吸をした。
走りすぎてちょっと疲れたから、自動販売機でシュースを買って一気に飲み干す。
そしてもう一度大きく深呼吸をし小さいステージに向かった。
だがそこには舜の姿が見当たらない。
会えると期待しすぎたせいか、一気に気分が下がった。
そのまま家に帰ろうとしステージに背を向ける。
まぁ、また会えるだろうと気を取り直しバッグを握る手を更に強く握る。
2,3歩歩いたとこで後ろから「あっ」っと声が聞こえた。
振り向くとそこには舜の姿。