君に捧げる恋歌


…ピピピピピピツ


「んっ…」


アラームが鳴る音で目が覚めた。


目に映るのは黒い、タオルケットか何か。


そこからゆっくり顔を出すと、そこには見覚えのない部屋。


えっ?何が起きたのか理解できない。


もう一度タオルケットを顔にかけてよーく考えた。


昨日目を瞑ってそのまま…


「嘘…」


そう呟くと隣で何かが動いた。



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