君に捧げる恋歌
もう一度顔を出して、隣を見るとそこには…
舜が上半身裸で寝ていた。
「キャーツ!」
ビックリして舜を思いっきり蹴って、舜はそのままベッドから落ちた。
ちょっと待って。舜が裸って事は…
私はタオルケットと中から自分の体を見る。
だが私は、制服のままだった。
すると舜が頭を抱えて痛そうにし、何かぶつぶつと言ってる。
私は急いでベッドから飛び出し、ソファーに置いてあった鞄を手にし部屋から出ようとするが後ろから呼び止められた。
「待てよ。」