君に捧げる恋歌
舜はソファーに指を指して
「もういいから、そこに座って待ってて。飯作んから。」
私の手から氷袋を取りご飯を作り始めた。
「あのー、学校行かないといけないし家族も心配してるからもう…」
帰りますって言おうとしたのに
「知ってた?今日は土曜日。後、家族には昨日電話で話しておいたから。」
えっ、そう言われてカレンダーを見ると確かに土曜日。
しかも家族に話しておいたってどういう事?
「えっと、何て…?」