君に捧げる恋歌
帰ってから、お母さんに色々なことを聞かれた。
名前は何だとか、かっこいいだとか。
普通親なら心配くらいするでしょうって思ったけど、私のお母さんは少しずれてるから仕方ないか。
そう頷き、私は自分の部屋へと。
部屋につき、鞄をあさってると私はあることに気づいた。
「ヤバイ、財布忘れた。」
財布の中には学生手帳や定期が入ってる。
どうしよう、舜の家に戻るとしてもさっき用事があるって言ってたから居ないだろうし。
番号くらい聞いとけばよかった。
今更後悔しても遅い、明日にでも取りに行こう。