君に捧げる恋歌
「だから、買い物に付き合って。」
…買い物にか、一瞬何かと思ったよ。
「あっ、うん!いいよ、用事も特になかったし…」
そう言うと、舜はニヤニヤし始め
「って、何赤面になってんの?もしかして、付き合えって恋人同士の付き合いだとか思った?」
とか言って顔を近づけてくる。
私は、急に恥ずかしくなって俯き必死に否定。
「じゃあ、何で顔赤くなってんの?ほら、顔見せてみろよ。」
更に顔を近づけてくる舜から逃げるために後退り。
「っべ…別に顔赤くしてないか…キャー!」