君に捧げる恋歌



さっきは暗い道が怖くてビクビクしていたのに、今は何故か安心している私。


ただ私は目を瞑りながら彼の歌を聞いていた。


しばらくすると、何も聞こえなくなる。


ビックリして目を開くと、男の人がドアップで私の瞳に映った。


「わっ!」


急に目を開けてビックリしたのか、地面に尻餅をついて痛そうにしている。


私もビックリしたけど、驚きより笑いのほうがでてしまう。



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