君に捧げる恋歌



すると、舜は携帯を差し出して「ケー番」とつぶやく。


「あっ、うん。」


ポケットから携帯を取り出し、彼に渡す。


舜は、携帯の液晶画面を見せて登録したことを確認させると、「じゃあな。」と言って、去っていった。


携帯の番号もしれて、さっきの海の出来事や色々進展した気がした日。


携帯をポケットにしまい、スキップをして家に帰る。


家について、階段を上ろうとするとお母さんがやってきて「こんな時間に何やってたのー。」って散々怒られたが気にせず部屋に入り、ベッドにダイブ。


枕をぎゅーっと抱きしめてさっきの事をもう一度思い浮かべる。


私、今すごく幸せだよ。


「ふふふ。」


自分でも分かるほどニヤニヤしている。


私はゆっくり目を閉じ目を眠りについた。



< 61 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop