君に捧げる恋歌
すると、舜は携帯を差し出して「ケー番」とつぶやく。
「あっ、うん。」
ポケットから携帯を取り出し、彼に渡す。
舜は、携帯の液晶画面を見せて登録したことを確認させると、「じゃあな。」と言って、去っていった。
携帯の番号もしれて、さっきの海の出来事や色々進展した気がした日。
携帯をポケットにしまい、スキップをして家に帰る。
家について、階段を上ろうとするとお母さんがやってきて「こんな時間に何やってたのー。」って散々怒られたが気にせず部屋に入り、ベッドにダイブ。
枕をぎゅーっと抱きしめてさっきの事をもう一度思い浮かべる。
私、今すごく幸せだよ。
「ふふふ。」
自分でも分かるほどニヤニヤしている。
私はゆっくり目を閉じ目を眠りについた。