君に捧げる恋歌
…最近の朝はとても清々しい。
いつもなら、目覚まし時計が鳴れば止めて寝ての繰り返しだった。
でも、最近は朝起きてはメールのチェックから始まる。
"おはよう"
と短い文でだが、舜は毎朝メールをくれるようになった。
番号を交換した次の日の朝にメールが来てた時は、嬉しくてベッドの上でダイブ。
だが、ベッドから落ちて全身を痛めた。
その日から、メールは毎日続いている。
朝、学校帰り、寝る前と。