君に捧げる恋歌
そして日曜の朝になった。
「ふぁ~。」
部屋の窓から顔を出して大きな欠伸。
昨日は、何故か緊張してきてあまり眠れなかった。
時計を見ると、もう11時半を過ぎている。
「やっば、支度しなきゃ。」
それからシャワーを浴びて、ワンピースに着替えてメイクをする。
あんまり濃くすると、こいつ気合入れまくってんじゃんって思われるからリップとチークだけ。
支度が終わると、鏡で変じゃないか確認して家を出た。